<当店での焙煎度合い>
浅←―――――――→深
〇〇〇〇〇〇〇◆〇〇〇
産地:アルーシャ州カラツ,オルディアニ地区
標高:約1800~1900m
精製:ウォッシュト
品種:ケント
“シャープな輪郭のスタンダード”
アカシアヒルズ農園は110haの敷地を持つ大農園で、農園の一部はンゴロンゴロ自然保護区と接しており周辺には象やバッファローなどの野生動物が住んでいるという環境です。オルディアニの土壌はコーヒー栽培に適していると言われており、農園主のレオン氏は高品質なコーヒーを生産するため2007年に現在の土地を取得しアカシアヒルズ農園がスタートしました。レオン氏はオルディアニ地区の貧しい村に給水設備を設置するなど、地域に対する社会活動も積極的に行っています。
アカシアヒルズ農園にはその名の通りアカシアの木が植えられており、シェードツリーの役割も果たしています。シェードツリーとはコーヒーの木に陰を作るために植える木のことで、コーヒーの木は葉の表面温度が上がり過ぎると光合成が出来なくなるため、それを防ぐ目的で農園内に植えられることがあります。
タンザニアのコーヒーは苦みや甘みの輪郭のはっきりとしたシャープな味わいのものが多いように感じます。こちらのアカシアヒルズ農園はそのタンザニアらしいシャープさと透明感、鮮烈な甘い香りが高いバランスで揃っています。