<当店での焙煎度合い>
浅←―――――――→深
〇〇〇〇〇◆〇〇〇〇〇
産地:アパネカ・イラマテペック地域
標高:1200~m
精製:ウォッシュト
品種:レッドブルボン85%/カトゥーラ,パカス15%
“清楚な香りと、丸みのある質感”
カルタグア農園はエルサルバドルの広大な自然保護区として知られ、ユネスコ世界遺産にも登録されているエル・インポッシブル自然保護区に位置しており、現在はマパチェコーヒーカルチャーという会社によって運営されています。ソフィア・ジャンカルロ夫妻が2007年に親から農園を引き継ぎ、この会社を立ち上げました。こちらの農園では品質向上に加え、環境保全、リサイクル、そして農園内に居住し働く約700名の人々の生活水準を守り維持することにも取り組んでおり、サステイナブルなコーヒー生産を目指しています。
エルサルバドルは中米で最も小さな国ですが、火山が多く「火の国」ともいわれるほどです。火山灰の土壌はコーヒー生産に適しており、高品質なコーヒーを生み出す環境が整っています。内戦が続いた影響でコーヒーの品種開発が遅れ、伝統的なブルボン品種が多く残っている産地でもあります。他国が生産性や耐病性を優先し、風味に優れたブルボンの栽培をやめていった中で、ブルボンが多く残るエルサルバドルは重要な産地となっています。ブルボンらしい丸みのある味わいをお楽しみください。